なぜクッキー屋さんが「せっけん」を売っているのか?不思議に思われている方もいるのではないでしょうか。
フジヤマ石鹸は富士山の麓 河口湖に工場をもつ2つのブランド「松山油脂」と「フジヤマクッキー」がコラボレーションして誕生しました。
~松山油脂について~
フジヤマ石鹸を作っている松山油脂は、戦後昭和21年から半世紀以上固形石鹸を作り続けています。
創業以来、手作業に愛着と敬意を持ち続けるその気持ちは、設備や道具が変わっても変わっていません。
~フジヤマクッキーについて~
フジヤマクッキーは河口湖の湖畔に店舗併設の工場があり、富士山の形にこだわりがあります。
さらに味もこだわり、国産の材料を使い毎日ひとつ一つ丁寧に焼き上げられています。
フジヤマクッキーに発想を得て、石鹸づくりの歴史を持つ松山油脂が生み出したのが「フジヤマ石鹸」です。
お互いの工場が河口湖にあること、地域の活性化につながる製品を作れないかという思いから、フジヤマ石鹸は作られました。
フジヤマクッキーが「見た目」と「味」にこだわっていることから、フジヤマ石鹸も「見た目」と「使用感」の両方にこだわりました。
~見た目のこだわり~
クッキーの形をできるだけ石鹸でも表現するために、石鹸を作る金型から作り、表面の凸凹にまでこだわっています。
富士山の形になった石鹸を一晩寝かせ、一つ一つ手作業で雪をつけていきます。
そのため、多少波打っているものや斜めになっているものもありますが、それも手作業ゆえの味です。
機械に頼らない手作業の加工は、松山油脂でも初めての試みでした。
~使用感のこだわり~
石鹸は毎日使うものなので、手になじみ使い込心地の良い厚みや泡立てやすさを考えて調整をかさねました。
今時珍しい「釜炊き製法」で炊き上げた石鹸素地を使用することで、保湿成分であるグリセリンを含んだ石鹸ができます。
そのため、皮肌を保護している皮脂膜を取りすぎることがなく、ツッパリ感の少ない洗いあがりになるといいます。
石鹸作りの根幹である「釜炊き製法」とは、原料の天然油脂を釜で直接炊きこむ製法で、
仕込みから素地が出来上がるまでに100時間を要します。
さらに、同じ材料・同じ工程で作っても反応が変わることがあり難しいのだそうです。
手間と時間がかかり、現在あまり使われていなくなっているこの製法の伝統と技法を受け継いで作っています。
フジヤマ石鹸は、天然油脂を石鹸素地にするまでの工程を隅田工場で行います。
石鹸素地ができると、120km離れた富士河口湖工場に運ばれ、混合・圧縮・型抜きの工程へと勧められます。
フジヤマ石鹸は雪付けの手作業が入るので、生産のペースは一般的な石鹸を作る製造ラインに比べて、1/2~1/3程度になるそうです。
一つ一つ手作業で雪をつけられたフジヤマ石鹸は、富士五湖エリアの限定店舗に並び、
友人へのお土産として、自分のお土産としてお客様の手に届きます。
ギフトとして利用したいというお客様の声に応え、高級感のある化粧箱入りのパッケージも販売を開始いたしました。
形だけでなく品質にもこだわり抜いたフジヤマ石鹸を、大切な方へのプレゼントにぜひご利用ください!